車検の基礎知識|車検費用について

知ってビックリ!?車検基本料(費用)のいろいろ

車検基本料金「車検基本料金3,800円」「車検基本料20,000円」とか・・・車検の基本料金ってホントに様々だと思いませんか?相場がどうしてこんなに差があるの?という疑問を持たれると思います。もちろん高い安いが、下記の内容「検査料」「代行手数料」などの費用を”込み”で表示しているのか、していないかの差もあるのです。「分かりづらい」料金表示、未だに減りませんよね。「安い!」と思ったその車検基本料金!内容は確認しましたか?

誇張表現・誇大広告について

客観的事実に基づかないまま「地域一番の激安車検」を謳ったり、「地域ナンバーワン店」と称することは、景品表示法の4条1項1号及び4条1項2号「優良誤認表示」「有利誤認表示」に接触する場合もあります。08年には車検チェーン本部が不当景品類及び不当表示法第7条の規定に基づいて、表示の改善等を指示されました。インターネットが身近な存在となった今日では、チラシよりもホームページに掲載されている告知広告に過激な誇大表示が多く見られるようになりました。「分かりずらい」料金表示も未だに減りませんので、必ず「総額表示」「事前見積もり」などで確認することが大切です。

車検費用の内訳は?

車検費用は大きく3つの要素で構成されています。(下図参照)

車検費用の3つの要素

1.車検基本料金

お店によって料金が異なってくる部分です。車検を実施する際の料金と言うことですね。基本的には24ヶ月法令点検料金が含まれているケースがほとんどですが、基本料金を安く見せるために、含まれていないケースもあります。よく確認された方がいいでしょう。

また、「車検基本料金」という表記以外にも下のような一覧で使用されることが多いです。

基本料を安くするために、別の項目として請求している代表的なもの

  • 法定24ヶ月点検料
  • 基本点検料
  • 検査料
  • テスター代
  • 申請交付代行料
  • 代行手数料
  • 事務手数料
  • 検査更新料
  • 検査代行費用
  • 車両代行料
  • 継続検査料
  • 予備検査費用
  • 検査機器使用料
  • 書類代行作成料 
    ・・・などなど。

2.法定諸費用

諸費用とは、保険料や税金のことです。下記の3つが車検の諸費用です。

自賠責保険(又は自賠責)

料率区分 車種 保険期間
(地域) 12ヶ月 13ヶ月 24ヶ月 25ヶ月 36ヶ月 37ヶ月
本土 乗用 17940 19010 30680 31720 43170 44190
15010 15840 24880 25680 34550 35340
離島 乗用 7310 7510 9630 9820 11900 12080
6430 6550 7870 7990 9280 9400
沖縄本島 乗用 9300 9660 13560 13910 17740 18080
9300 9660 13560 13910 17740 18080
沖縄離島 乗用 7310 7510 9630 9820 11900 12080
5490 5530 6010 6050 6510 6560

2006年4月改定。(保険始期が2006年4月1日以降の場合は新料率になります。)

重量税

車種 有効 車両重量
期間 0.5t以下 ~1.0t ~1.5t ~2.0t ~2.5t ~3.0t
乗用車 2年 12600 25200 37800 50400 63000 75600
軽自動車 2年 8800

*「車両重量」は車検証の「車両重量」欄をご確認下さい。

自動車検査登録印紙代

工場区分 小型 小型以外
認証工場 1700 1800
指定工場 1100

諸費用の注意点

お店(ディーラーなど含む)によっては、諸費用として「検査料」や「代行費用」といった項目で整備代を請求する場合があります。お見積もりで確認しましょう!

3.修理代/整備料金

修理代/整備料金のイメージ車を整備する料金です。この料金もお店によって異なります。整備をする箇所はご自身で判断することが出来ます。

「車検に通す=道交法の保安基準に適合する」ためだけの整備と、日々の保守管理を含めた整備を実施するのか・・・その時の予算との兼ね合いもありますが、適切な判断をする必要があります。

お店の判断に任せてしまっても良いとも思いますが、どうしてこの箇所の整備が必要なのかなど、不明な点があればちゃんと説明してもらい、ご自身のお車の状況把握をされることをお勧め致します。

車検のときに交換することが多い部品とは?

車検のときに交換することが多い部品定期交換部品(消耗品)の一覧です。使用状況により寿命は異なりますので参考例とお考え下さい。

  • エンジンオイル…3,000~5,000Km交換が目安です。無交換を続けるとエンジン内のオイルはタール状になりエンジンは最悪再起不能となります
  • オイルエレメント…オイル交換2回に1度は交換したいオイルろ過フィルターです
  • ブレーキフルード…車検毎の交換がベストです。4年に1度の交換でも問題ありませんが水分を含むとオイルとは劣化します。またそれ以上無交換の場合はブレーキマスターシリンダーという金属部品の腐食を招きます。
  • LLC(ロングライフクーラント)…車検毎の交換がベストです。4年に1度の交換でも問題ありませんがクーラントは水との混合の為、腐る場合があります。無交換の場合はラジエーターの腐食を招きます。
  • ATF(オートマチックオイル)…20,000~30,000kmが目安です。50,000km程度での交換でも問題ありませんが、無交換を続けるとオイルは水分を含みミッション内部の金属を腐食させる場合もあります。
  • 各バルブ類(電球)…バルブ切れは車検に受かりませんのでご注意を!温度変化が激しい冬場にご注意を!
  • エアエレメント…エアーフィルターは汚れ具合が目安です。無交換は汚れがつまり空気が入らずエンジン不調の原因になります。
  • バッテリー…現在のバッテリーは性能がUPしている代わりに、バッテリーが弱った時の充電も効果が出ないケースがあります。その為、通常に動いていた車のバッテリーが、ある日突然死に絶えますので注意が必要です。また冬場酷使したバッテリーは梅雨時に弱りますのでご注意を!
  • タイヤ…磨り減ったタイヤは車検に受かりません。また、スペアタイヤの空気圧にもご注意を!
  • ベルト(ファン、エアコン、パワステ)…通常ベルト内側にヒビワレが出ている場合は交換をした方が良いと思われます。ゴムでできたベルトは消耗品の為、最後は切れます。2度目の車検あたりがポイントになります。
  • ブレーキパッド…40,000~50,000km交換が目安ですが、4駆ワゴン車などは車輌重量が重い為30,000万kmで交換となる場合があります。
  • ドライブシャフトブーツ…駆動輪(前輪)でドライブシャフトとタイヤをつなぐ稼動部分のゴムカバーです。切れると小石などが入り傷がつき、加速時などに異音が発生します。ほっておくと高額なシャフト交換が必要になるので早めの修理を!
  • ワイパーゴム…ワイパー切れはフロントガラスを傷つけるのでご注意です。

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